![]() -1- | いきなり本番の紙に下書きを書かず、 まずB5のコピー用紙にラフを描いて 構図を決めます。 あくまで構図が決まれば良いので 人物は簡単に描きます。 |
![]() -2- | 構図が決まったらキャンソン紙に 下書きをします。 紙のサイズはB5に近い193×268(mm)です。 最初は人物の頭はつるつる、体は服着せません。 |
![]() -3- | 顔と体がある程度描けたら 髪の毛と服を書き込みます。 この段階でバランスや構図がおかしくないか チェックします。 この下書きはその後若干修正を加えました。 体のバランスの悪さは、 下書きを鏡に映すor裏から見る等 絵を反転してみると発見出来る事が多いです。 この段階でデッサン狂いに気付かないと 修正がきかないので慎重にやるべき… なんですが私は気付かないまま ペン入れしてしまう事が度々あります(汗)。 |
![]() -4- | ペン入れをします。 インクは証券用インク、ペンはスクールペンです。 キャンソン紙は表面が凸凹しているので ペン先がひっかかり易いです。 丸ペンだとかなりの確率でひっかかります。 なので軽めにペンを持って、 紙を掘らないよう気をつけながら線をひきます。 |
![]() -5- | 目を塗ります。 ここからは全てコピックを使います。 薄い色で下地を作り、 徐々に濃い色を入れていきます。 順番はBG000→B21→B32→B26→B02 その後濃い色をぼかすため BG000を再び上から塗りました。 |
![]() -6- | 手持ちの一番濃い青、B39で瞳孔を塗って完成。 |
![]() -7- | 肌を塗ります。 アルベルトと殿下の肌はまとめて塗ります。 |
![]() -8- | 下地はE50です。 その後影となる部分に段階的に色を入れます。 順番はE00→YR00→E00→E02と 徐々に薄い色→濃い色→薄い色…と 交互に調子をみながら塗っていきます。 |
![]() -9- | 一番濃いE02を一番暗くなっている影の部分に 塗った後、最後に薄めのE00で 影の部分をぼかして馴染ませます。 (写真だとはっきり分かりませんね…) |
![]() -10- | 髪の毛を塗ります。 金髪の場合下地はY11。 光の当たる部分は色を乗せず、 紙の白を残しながら塗ります。 |
![]() -11- | Y32で一段階影を付けた状態。 |
![]() -12- | Y26で更に影を強調。 |
![]() -13- | 分かりにくいのですが、 仕上げに薄い緑色のG40を明るい部分に 乗せました。 ただの金髪では面白くないと思った場合 ちょっと系統の違う色を差すと アクセントになります。 |
![]() -14- | 服を塗ります。色の系統が似ているものは まとめて下地の色を塗ってしまいます。 襟はB21、マントはB24。 |
![]() -15- | 段階的に影を入れていきます。 襟は青系B21→B32→B41→BG000(薄) の順番で塗り、はっきりした影を C3(灰色)→C0(薄い灰色) と灰色で塗りました。 マントはB24→B37→B26→B24と 薄い色→濃い色→薄い色→…と調子を見ながら グラデーションを作りました。 |
![]() -16- | 上半身が塗り終わった状態。 だいたい上半身→下半身→小物の 順番で塗っていく事が多いです。 |
![]() -17- | ズボンを塗ります。 私はズボンは皺の陰影をはっきりと つけたい方なので、あまりぼかさず いきなり影になる部分に 濃い色を塗ってしまいます。 なので塗る順番は影→光の順つまり 濃い色→薄い色となります。 今回はB37を先に塗りました。 |
![]() -18- | 次にB26。 |
![]() -19- | 次にB24。 |
![]() -20- | 一番薄いB32で全体を塗ってズボンは完成です。 |
![]() -21- | 服と小物に色が入った状態。 アルベルトが完成したので 次に殿下の塗りに入ります。 |